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第 107 回研究会 開催のお知らせ

BioMecForum 第107回研究会のご案内

BioMecForum 21 世話人代表 清野 健 (大阪大学大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 生体工学領域)

 皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます.来たる8月24日に第107回バイオメクフォーラム21研究会を下記のように開催いたしますので,ご案内いたします.また学生含めご関心ある方々にお声掛けいただけましたら幸いです.

第 107 回研究会案内

日 時:
2024年 8月 24日(土) 13:30-17:00 (懇親会 17:00-)
開催形式:
現地のみ
場 所:

大阪大学 基礎工学部 国際棟Σホール

https://www.es.osaka-u.ac.jp/ja/accessmap/index.html を参照下さい)

参加費:
一般:1000円
学生:無料
世話人:
清野 健 先生(大阪大学 大学院基礎工学研究科)
話題提供
武内 治郎(奈良県立医科大学臨床研究センター 部門長・講師)
「若年期の心の問題領域に解決を求めて」

心身医学を含めた心の問題領域は他の領域と比較して科学的な根拠に乏しく医療者の経験によって診療を成り立たせている。心身領域は自覚しにくい上に、小児期や思春期の患者であれば自分の内在する感情を十分に言語化できない。そこで、心の問題領域の諸問題(心身症、線維筋痛症、起立性調節障害、発達障害を予定)を簡略化した症例報告形式で紹介する。そして、医学工学領域による解決を訴求する。

重光 幸栄(順天堂大学医学部 小児科学講座 非常勤助教,桜こどもクリニック本八幡院長)
「ホルター心電計から得られる心拍変動解析による起立性調節障害児の自律神経機能機序の解明と治療法の考察」

起立性調節障害は思春期の自律神経機能障害により午前中の症状が顕著なため不登校児の30-40%に併存する。しかし午前中症状が顕著な根拠は不明確である。24時間ホルター心電計から得られる心拍変動解析による自律神経機能測定により、自律神経機能障害の日内変動の機序を解明し治療に役立てる。

高橋 健(順天堂大学医学部附属浦安病院・教授)
「小児疾患の自律神経特性を心拍変動解析で解明する試み 」

新生児集中治療室では多くの場合心電図モニターに表示され、臨床的に重要な情報として利用される。未熟児は自律神経の発達が悪く、将来的に大きな影響をもたらすとされるが、その実態は明らかになっていない。そこで我々はモニター心電図情報から心拍変動解析の試みを開始した。更に、自律神経が関与すると考えられている小児疾患は大変幅広く、心拍変動による解析を開始した。これらの新しい知見を、今後の展開を含めて発表する。

事務局

ご不明の点がございましたら,下記までご連絡ください.

                      連絡先:560-8531
                      大阪府豊中市待兼山町 1-3 大阪大学 大学院基礎工学研究科
                      機能創成専攻 生体工学領域

                      清野 健
		      
                      Tel:06-6850-6515

                      または,事務担当

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